
カブのおつまみを白九谷に盛り付けて
202101/4
盛り付け難易度 | ★☆☆ 簡単 |
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器の価格 | ★☆☆ 2,000円未満 |
日本酒で晩酌。
そんな時に、お酒に合うおつまみを作りました。
柔らかさと甘みのあるカブを、
蒸し料理にした簡単レシピです。
準備するもの
小カブ 1個
白みそ 大さじ1
昆布巻き(市販) 1個
食用キク 1つ
作り方
1)小カブに葉がついていたら、根元を残して取り除く。
カブ皮をむき、上部を横に切って、蓋状にする
2)小カブを蒸し器に入れ、
10分ほど目安で蒸していく(竹串がすっと通るくらい)
3)市販の白みそをお湯で少しといておく
4)器の上に蒸した小カブをのせ、
その上に白みそをのせる。
この時に蓋状にしたカブを斜めにおく。
5)小かぶの上に食用キクの花びらを散らして、
隣に昆布巻きを添えたら完成
和風味なので、どんな日本酒にも合いますね。
カブは昔から親しまれているので、
世代を問わず好まれる味です。
カブの種類ごとに、いろんな風味を試せそうです。
白みそが野菜の甘みを引き出してくれて、しっぽり飲むのにぴったりです。
盛り付けのポイントは、蓋状にした小カブの位置。
ずらして添えることで、シャレ感のある雰囲気になります。
寒い季節であれば、
食用キクの代わりにゆず皮をのせてもいいですね。
お皿は、白九谷焼を製作する
「KATA KUTANI/型九谷」ブランドの、
油煙型突出皿です。
九谷焼きは石川県南部で作られている陶磁器で、
五彩絵具や金をあしらった伝統的な絵付けが魅力です。
今回使った器は、窯元にある型から生まれた白磁器で、
器本来の素材を楽しめます。
九谷焼の特徴である色彩をなくした、
ちょっと珍しい製法です。
曲線ととんがりがある油煙形は、
1品やスイーツ、
洋食にも使えるので気に入っています。
このお皿は食器でなくても、
アクセサリー入れなどのトレイにも使えそう。
ちょっと敷居の高い九谷焼ですが、
白地であれば取り入れやすいですよね。
今回は、丸いカブと昆布巻きに
あえて変化球のある曲線を組み合わせました。
白磁器に合わせた、
白いお箸もいい感じに映えてくれて嬉しい。
モダンな和晩酌で、気分も上々です。
冷やでも熱燗でも、
美味しくいただけるカブ蒸しのおつまみでした。