カブのおつまみと昆布巻を白九谷に盛り付けて
202311/15
盛り付け難易度 | ★☆☆ 簡単 |
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器の価格 | ★☆☆ 2,000円未満 |
日本酒で晩酌。
そんな時に、お酒に合うおつまみを作りました。
市販の昆布巻と
柔らかさと甘みのあるカブを、
蒸し料理にした簡単おつまみです。
昆布巻はお正月に食べる(or作る)という方も多いかと思いますが
我が家では一年中、お酒のおつまみや
白ご飯のお供としていただくことが多く
市販のものを常備しています。
ちなみに、今日11月5日は「昆布の日」だそうです。
時々、今日は何の日か調べるのですが、
それが晩酌のお供や、夕食のおかずのヒントになることもあり
食卓の話題作りにも一役かってくれますよ。
カブのおつまみも簡単!
準備するもの
小カブ 1個
白みそ 大さじ1
昆布巻き(市販) 1個
食用キク 1つ
作り方
1)小カブに葉がついていたら、根元を残して取り除く。
カブ皮をむき、上部を横に切って、蓋状にする
2)小カブを蒸し器に入れ、
10分ほど目安で蒸していく(竹串がすっと通るくらい)
3)市販の白みそをお湯で少しといておく
4)器の上に蒸した小カブをのせ、
その上に白みそをのせる。
この時に蓋状にしたカブを斜めにおく。
5)小かぶの上に食用キクの花びらを散らして、
隣に昆布巻きを添えたら完成
和風味なので、どんな日本酒にも合いますね。
カブは昔から親しまれているので、
世代を問わず好まれる味です。
カブの種類ごとに、いろんな風味を試せそうです。
白みそが野菜の甘みを引き出してくれて、しっぽり飲むのにぴったりです。
盛り付けのポイントは、蓋状にした小カブの位置。
ずらして添えることで、シャレ感のある雰囲気になります。
寒い季節であれば、
食用キクの代わりにゆず皮をのせてもいいですね。
キリっとした昆布巻が盛り付けも
引き締めてくれました。
お皿は、白九谷焼を製作する
「KATA KUTANI/型九谷」ブランドの、
油煙型突出皿です。
九谷焼きは石川県南部で作られている陶磁器で、
五彩絵具や金をあしらった伝統的な絵付けが魅力です。
今回使った器は、窯元にある型から生まれた白磁器で、
器本来の素材を楽しめます。
九谷焼の特徴である色彩をなくした、
ちょっと珍しい製法です。
曲線ととんがりがある油煙形は、
1品やスイーツ、
洋食にも使えるので気に入っています。
このお皿は食器でなくても、
アクセサリー入れなどのトレイにも使えそう。
ちょっと敷居の高い九谷焼ですが、
白地であれば取り入れやすいですよね。
今回は、丸いカブと昆布巻きに
あえて変化球のある曲線を組み合わせました。
白磁器に合わせた、
白いお箸もいい感じに映えてくれて嬉しい。
モダンな和晩酌で、気分も上々です。
冷やでも熱燗でも、
美味しくいただける和風の盛り付けとなりました。