金沢に思いを馳せながら「おうちお花見」の盛り付け
202203/30
盛り付け難易度 | ★☆☆ 簡単 |
---|---|
器の価格 | ★★☆ 5,000円未満 |
数年前の冬に訪れた金沢。
近江町市場で美味しそうな海の幸を見ながら散策したり
レトロな東出珈琲店でほっこりしたり
和モダンな佇まいの骨董店「石黒商店」さんを
偶然みつけて立ち寄ったり…
金沢は、落ち着いたら、
もう一度必ず行きたい場所の一つです。
今回は、金沢で購入した九谷焼の高台皿を使って
おうちお花見をしたいと思います。
メインのおつまみ「ふぐの塩糀炙り」を盛り付けたのは
金沢旅行の際に立ち寄った九谷焼を扱っておられる
黒龍堂さんで購入した高台皿です。
白地に山ぶどうが描かれた爽やかなデザインに心が惹かれて
お揃いの急須と湯呑、そしてお茶碗もお揃いで購入しました。
鉢のように深さがあるので汁気のあるお料理や
今回のようにシンプルなお料理でも高台によって
立体感のあるコーディネートが生まれます。
ふぐをスライスして円を描くように盛り付け
中央に赤い蓼を乗せました。
盛り付けのアクセントには小さな南天の葉と
スダチの串切りを添えました。
取り皿は、有田焼の角皿を添えました。
金沢から少し離れますが、
真っ白なお皿にシャープなラインが入り、
凛とした存在感があるので、ふんわりとした柔らかい
お花見コーディネートの雰囲気を壊さずに
全体を引き締める役割を果たしてくれました。
和のおつまみと来れば、もちろん日本酒です。
金沢で長い歴史をもつ酒造、福光屋さんの
加賀鳶のミニ樽はそのままテーブルに乗せられる丁度良いサイズ。
ミニ樽があるだけで、お花見感がグッと増します。
すっきりとしてキレのある口当たりがお気に入りです。
枡にうすはりグラスを合わせて
「もりきりスタイル」でいただきます。
お箸置きも、金沢旅行の際に購入した
水引のお箸置きを置いて、ワンポイントにしました。
公長斎小菅の天節箸の竹材、日本酒の枡の木材と和の素材も
大きな花瓶でダイナミックに飾った桜の木と調和して
全体的にバランスの良いテーブルコーディネートとなりました。
この他にも、まだまだご紹介したい盛り付けアイディアがあります。
ヘッダーの右上にある「検索」に、食材名や料理名、器の種類などのキーワードを入れて検索してくださいね。