春を楽しむ! お花見のお茶会風にいちご大福を盛り付け
202103/22
盛り付け難易度 | ★☆☆ 簡単 |
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器の価格 | ★★☆ 5,000円未満 |
お天気の良い日、真っ青な空の下
満開の桜の花びらがはらはらと舞う、
春の「和」を感じられる季節になりました。
優しい陽射しは心地よく、
肩の力も抜けてどこかホッとします。
桜と言えば、和菓子が良いですね。
桜餅、道明寺、桜の香りにちょっと塩が効いた桜あん…
もちろん、合わせるのは
若いほろ苦さと
その向こうからやってくる甘みが秀逸のお抹茶…
だんだん、花より団子になってきてしまいました。
こんなことを考えながら、
デパ地下でお買い物をしていたら、
「清月堂本店 ブランデー漬けミガキイチゴ大福」に遭遇!
呼び寄せるものですね(笑)
※ちょうどこの時は、松屋銀座地下1階にて、
2日間限定で清月堂本店オリジナル大福を
販売しているタイミングでした。
今日のおやつはちょっと贅沢をして、これに決まりです。
自宅に帰り、お作法には詳しくないものの、
せっかくなので、なんとなくお茶会をイメージした
和風の盛り付けにチャレンジしてみました。
八角形の漆器のお盆は、
京都セカンドスパイスさんで購入した漆器です。
八角形は珍しい形ですが、形のバランスもよく、
八は末広がりでもあることから
縁起の良い形と言われています(諸説あるようです)。
ミガキイチゴ大福を盛り付けた器は、
同じく京都の骨董店で見つけた
漆塗りの高台菓子器です。
和菓子は、器ごと手に取って、
ひと口サイズに切りながらいただくことが多いと思いますが、
高台が高くてお皿の部分が小ぶりなこの器は
手元でお菓子を切るときにも安定しやすく、
使い心地が良くて気に入っています。
ここに、抹茶を点てた抹茶茶碗を合わせれば、
ぐっと雰囲気が出ますね。
ただ、お点前には自信がないので、
なんとなくの雰囲気でお抹茶を点ててみました。
抹茶を茶こしに入れ、直接、抹茶茶碗にふるい入れたら、
熱めの湯ざましを注ぎます。
茶筅で底の抹茶を溶かすようにゆっくりと混ぜたあと、
手首を使って細かく泡立てました。
最後に、お盆に黒文字を添えて。
シンプルですが、漆の魅力も引き立つ和風の盛り付け
漆器が醸し出す質感から温かみが感じられ、
心が落ち着くお茶のひと時となりました。
さて、おまちかねのミガキイチゴ大福!
大きくてみずみずしいイチゴが丸々入っています。
断面のかわいらしたとはうらはらに、
ブランデーが効いた芳醇な味と香り、
まさに大人のイチゴ大福でした。
大変美味しくいただきました。
この他にも、まだまだご紹介したい盛り付けアイディアがあります。
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